詩的夢幻

読み終わった本の読書感想を書いています。

おくることば

 

ひこばえで有名な重松さんの本を図書館で借りてみた。

これは重松さんのゼミの学生に向けた本なんだって。

内容は内輪の内容だったので誰のことを書いてるのか分からないからあんまりついていけなかった。

重松さんが病気で下血し倒れた時のことは鮮明に書かれており、あんまり意識がなくても救急隊員の人たちが来てくれて安心したと書かれていた。亡くなった父親も救急隊員の人たちが駆け付けた時は意識なかったけど、声とか聞こえてたのかなぁと亡くなった父親の事を思い出した。

あと最後のページに載っていた反抗期という小説はコロナ禍に翻弄される小学生の子たちの小説で面白かった。いらいらする反抗期を表現していて、コロナに対する怒り、大人だけ飲み会OKな理不尽さに怒る子供たちをリアルに表現されていて臨場感があった。マスクをみんなで外してみようって言うのが、実際にコロナ禍で反抗期を迎えたら自分もそうしたかもしれないなと思ったな。

おひとりさま日和

 

離職中なので毎日の暇つぶしに購入。

リクと暮らせば、永遠語り、サードライフが特に面白かった。

「リクと暮らせば」(大崎梢先生)は、一人暮らしの老婆がボディーガード犬、リクをレンタルし、強盗除けとして一緒に暮らす話。老婆の心情がすごく細かく描かれていて、臨場感があった。私は犬が好きだから、愛犬を買ってた頃の事を思い出してほっこりした。やっぱ、犬良いよ。

 

「永遠語り」(坂井希久子先生)は、夏祭りの儚い楽しさとかが見事に再現されてて幻想的な話で良かった。なかなかこういう風に夏祭りを表現できないよね。文章表現が良かった。自分も趣味で小説書いてるけどこういう独創的な世界観って難しいよ。

 

「サードライフ」(新津きよみ先生)は、田舎暮らしを夢見て地方に移住したものの、旦那さんが急に倒れて亡くなり、ペーパードライバーの主人公が奮起して田舎暮らしに適応していく話。途中、未来の孫の世話係兼資金援助の為、都会に住む共働き娘夫婦との同居の話が出るが、これがまたリアル。保育園に入れないからお母さんに面倒見させようとか、年金が入るからお金も助かるとか…。でもその割には所帯じみた料理が不味いと娘の旦那に陰口をたたかれるとかもリアルだし。その話を耳にして都会を脱出し、地方に逃げ帰るのもまたリアルで面白かった。

逃げた方が良いよなぁって読んでて思うことばかり。

田舎暮らしに適応し、娘夫婦から逃れる主人公が清々しくて良かった。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 実践編2

また岩井先生の本を図書館で借りてみたよ。

今回は由香里とルイが結婚してからの物語で、昇進したルイがどのように上司として成長していくかを書いた物語。

 

いろいろ勉強になることはあったな。主張する必要性とか。上司に仕事を頼まれても、すぐに引き受けないとか。分かるよ。どんどん仕事増えていくし。前の勤め先でもどんどん上司と嘱託のお爺さんに仕事振られて結局、キャパオーバーになったしなぁ。便利な部下としか思われていないとか本に書かれてたけど、何か分かるな。結局便利な部下で終わりなんだよね。なんか、昇給するわけでも無いし。残業代の管理もずさんだったしね。

 

勇気づけの必要性とかもそうだし。まぁ、ネガティブ思考にはまってメンタル疾患になるよりかは自分自身への勇気づけは必要なのかなぁと思った。

 

勉強になるし、また引き続きアドラー心理学の本は読んでいこうと思う。

 

最後はなぜかうまくいくイタリア人

 

オンライン英会話の先生がイタリアに住んでいるので気になって買ってみた。

先生が住んでいるミラノは都会なんだね。

 

イタリア人について、イタリアという国についてすごく詳しく書いてあったし、ぶっちゃけた話も書いてあった。色々地域によって住んでる人の気質が違うとかも不思議な話だった。日本だと関東と関西だと違うとかそういう意味なのかな?

まぁ、男女交際の事とかも詳しく書いてあり、日本人の感覚とはまた違うんだなぁってカルチャーショックを受けた。日本とはまた違う価値観があり、その価値観にとらわれて苦しむイタリア人もいるってことも…。

 

また、仕事術も日本とイタリアではかなり違うことも書かれており、勉強になった。

 

でもイタリアで作られる商品って皆かっこいい理由は分かった。

お高いけどイタリア製の製品、お金があれば買ってみようと思った。やっぱ、かっこいいものね。

小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 上巻

ガンダムシードとデスティニーファンなので買って読んでみた。

劇中では説明されてなかった細かい説明が書いてあり、理解が深まった。

アグネスの心情が劇中だと分かりにくかったんだけど(何故キラを攻撃するのかとか)、この小説を読んでそういう心情があってキラを攻撃したんだって分かったな。

中の挿絵もアニメイラストなので素敵でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学

 

 

精神科医ユーチューバーの樺沢先生とコラボ配信していた岩井さんの本を図書館で借りて読んでみた。

漫画だから分かりやすかった。

過去に起こった出来事と今起きている問題を重ね合わせてしまい混乱する現象は仕事をしていても多々起こる。トラウマになっていることと似たことが起こるとこういう混乱ってあるよね…ってすごく分かりやすかった。

逆境に立たされても奮起して立ち向かう主人公とそれを支えるアドラーとのやりとりが分かりやすく理解しやすかった。

 

 

 

働く人のためのアドラー心理学

働く人のためのアドラー心理学

 

 

この間精神科医ユーチューバーの樺沢先生とコラボした岩井さんの本を図書館で借りて読んでみた。

 

一番印象に残ったのは、上司や同僚に悪口を言われてもそれは小さなことであって気にすることはないってこと。結構私、そういうの気にする方だから、この言葉が一番しっくり来た。

 

あとアドラーが愛妻家で愛人がいなかったことも初めて知ってびっくりしたのと、フロイトは愛人がいたことも知れて、納得って思った。フロイトの愛するということは、性愛をテーマにした本だったからなんか…そういう下地があってこういうテーマの本が出来上がったのかぁと納得した。

 

アドラー心理学のほうが好きだからアドラー心理学の本も図書館で借りて読んでみようと思う。