詩的夢幻

読み終わった本の読書感想を書いています。

おくることば

 

ひこばえで有名な重松さんの本を図書館で借りてみた。

これは重松さんのゼミの学生に向けた本なんだって。

内容は内輪の内容だったので誰のことを書いてるのか分からないからあんまりついていけなかった。

重松さんが病気で下血し倒れた時のことは鮮明に書かれており、あんまり意識がなくても救急隊員の人たちが来てくれて安心したと書かれていた。亡くなった父親も救急隊員の人たちが駆け付けた時は意識なかったけど、声とか聞こえてたのかなぁと亡くなった父親の事を思い出した。

あと最後のページに載っていた反抗期という小説はコロナ禍に翻弄される小学生の子たちの小説で面白かった。いらいらする反抗期を表現していて、コロナに対する怒り、大人だけ飲み会OKな理不尽さに怒る子供たちをリアルに表現されていて臨場感があった。マスクをみんなで外してみようって言うのが、実際にコロナ禍で反抗期を迎えたら自分もそうしたかもしれないなと思ったな。