本屋さんの短編集売り場にあったので買ってみた。表紙は有名なBL漫画家の中村さんだし。
どれが一番面白かったかと問われると「断」(木原音瀬さん)、「一億年先に君がいても」(樋口美沙緒さん)、「BL」(吉上亮さん)この作品。
「断」不動産屋の営業マンが主人公だったから前に勤めてた業界だったし読んでて面白かった。
「一億年先に君がいても」はオメガバースの話だった。宇宙に暮らす人類のオメガバースの話。
「BL」は元腐女子の知り合いに、おばさんからおばあさんになった女性にかつてBL好きだったでしょう?、僕たち実は付き合ってたんだって美少年2人が打ち明けるんだけどそもそも元腐女子のお婆さんが架空の人物だったって言うオチ。同性愛が普通で、異性と恋愛するのが異常な世界になる未来の話。LGBTQが進むとこうなるのかなっていう話だった。
うーん・・・。まぁSFがテーマだからこんな感じの話が多く、ちょっとついていけない部分もあったがしっかりBLだったな。