詩的夢幻

読み終わった本の読書感想を書いています。

私の中の希死念慮ちゃん

 

色んな人の体験談や診察や薬物療法を経て具合が良くなった人の体験談が載っていて分かりやすかった。

意外にも主婦の人も精神疾患になる人もいらっしゃるんですね。子供が大学落ちたとかそういう事で気に病んで精神疾患になるらしい。

精神疾患=勤め人がなる病気だと思ってたので意外だった。えーって思った。

 

あんまり死にたいって思ったことは無いから、希死念慮ちゃんが囁いてくるとかそういうことはないけど、そういった症状がある人にはいい本なのでは?と思った。

 

ふとしたことで皆精神疾患になってしまうものなんだなと、つくづく身近な病気なのだと知識が増えました。

 

一番面白かったのが「自分より下だな、格下だなと言う人を見つけると安心する人もいる」その鋭い芳賀先生の目線というか気づき。

あー確かにねーって思った。長年ブログもやってたけど結局ネガティブな記事が受けるってのも自分より不幸な人がいるそういう人を見つけて安心する人がいるって事なんだよね。

そういうことか!!と気づきを得ました。

自分より下の人がいるから安心するってのもいびつな感情なので、その自分より下の人が周りにいなくなるとそういう人って心の安定さを失うらしい。

 

何かそう思うと人間って嫌な感情持ってるんだなってつくづく思った。

 

やっぱなるべくポジティブな考えて生きていってブログは辞めるかポジティブな事しか書かないようにしようと改めて思いました。

 

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