若年認知症のご家族を介護されている人のブログの紹介で知ったから読んでみた。
若年性認知症って怖いなあって思った。昔は認知症の介護って言うと家族で面倒を見るのが主で介護士っていう職業すらなかった。
小学校の同級生のお母さまが介護士の仕事してるって聞いて、その時には珍しい介護の仕事してるんだと驚いた記憶がある。
認知症予防に自分自身も社会人になっても、何かしら勉強して頭使ったり、朝散歩したり睡眠は良くとったりと気を付けてるけど、誰しもがなる可能性のある病気だから、気をつけないとなと思った。
自分も小学校4年生の頃に父親が大病して入退院を繰り返すようになった。
最後の手術は2019年の秋で、自分の趣味で同人誌作って即売会に出かけていた頃でもあった。
隣の隣の県の辺鄙な場所にある病院だけど、心臓の手術ではピカイチの病院だった。手術の立ち会い位電車乗って行ってあげればよかったって今でも後悔している。
その時は都心まで1時間半以上毎日電車乗って通勤していたし、即売会の疲れもあったのと、早く結婚して親を安心させたいからと相談所2件入り、週末はお見合いを梯子するというかなり滅茶苦茶な生活してたので、そういう手術の立ち会いまで気力が及ばなかったな。あんなハードな生活20代だからやれたようなもんだよね。
30以降は体力が衰えてくるから倒れると思う。
作者のように無意識に病人を避けてしまうのは分かるよ。本当は行かなきゃいけないっていう気持ちはあるんだけど、気力がないって言うか…。幼い頃から看病していると…。
やっぱりヤングケアラー生活はきついよね。なんでうちの親は健康じゃないんだろう。病気が人格を変えて行ってしまう。病気に対する恨みつらみとか分かる…。
そういう自らの体験を思い出し、しんどくなって読んでいて泣いてしまった。