詩的夢幻

読み終わった本の読書感想を書いています。

私の中の希死念慮ちゃん

 

色んな人の体験談や診察や薬物療法を経て具合が良くなった人の体験談が載っていて分かりやすかった。

意外にも主婦の人も精神疾患になる人もいらっしゃるんですね。子供が大学落ちたとかそういう事で気に病んで精神疾患になるらしい。

精神疾患=勤め人がなる病気だと思ってたので意外だった。えーって思った。

 

あんまり死にたいって思ったことは無いから、希死念慮ちゃんが囁いてくるとかそういうことはないけど、そういった症状がある人にはいい本なのでは?と思った。

 

ふとしたことで皆精神疾患になってしまうものなんだなと、つくづく身近な病気なのだと知識が増えました。

 

一番面白かったのが「自分より下だな、格下だなと言う人を見つけると安心する人もいる」その鋭い芳賀先生の目線というか気づき。

あー確かにねーって思った。長年ブログもやってたけど結局ネガティブな記事が受けるってのも自分より不幸な人がいるそういう人を見つけて安心する人がいるって事なんだよね。

そういうことか!!と気づきを得ました。

自分より下の人がいるから安心するってのもいびつな感情なので、その自分より下の人が周りにいなくなるとそういう人って心の安定さを失うらしい。

 

何かそう思うと人間って嫌な感情持ってるんだなってつくづく思った。

 

やっぱなるべくポジティブな考えて生きていってブログは辞めるかポジティブな事しか書かないようにしようと改めて思いました。

 

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結局、どうしたら伝わるのか

 

本屋さんで見つけて買った。

上司とのコミュニケーションに悩んだ時期もあったのでどういう風に話せば相手に伝わるのかを色々研究するためにね。

脳のタイプにはいろいろ種類があってその脳のタイプに合わせて相手への伝え方を工夫するとか書いてあったけど難しいなぁ。

 

結構本も分厚くて通勤中持ち歩いて読むのも大変だったけど、苦労して読んだ一冊だった。

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スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠

 

スマホの恐ろしさが事細かに書かれていて衝撃的だった。

編み物とか手先を使って尚且つ頭を使う趣味が脳に良いらしいのでカルチャーセンターに行って編み物をやってみようと思う。なかなか編み物の本読んだだけで編み方分からんしね。

 

子どもの脳もスマホによって破壊されているらしいね。イマドキだとガラケーガラケー用の電波が廃止されたりと使いたくても使えないものね。

 

スマホも便利だけど依存症になっちゃうからスクリーンタイムアプリ入れて一日2時間スマホ使ったらネットのブラウザアプリ(グーグルクローム)やYouTubeアプリが起動できないようにしてる。

コロナ前までガラケー使ってたんだけど、スマホの2台持ち(電話はガラケー、ネットはスマホ)にしてたんだけど面倒でスマホ一台にしたら、案の定スマホ弄りが癖になってしまった。

 

精神科医ユーチューバーの樺沢先生がスマホは一日2~3時間までにしましょうと呼びかけているので、スクリーンタイムアプリを入れた。

 

ガラケーの時の方がネットに縛られず、気分的にも良かったな。

ヤフーニュース見ててコメント欄も辛らつだったり攻撃的なコメントが多いから気分も悪くなるから最近見てない。

自分が住んでる近所の地域のニュースだけ見て、そのほかのニュースはテレビで見たり、コンビニで新聞を買って読んだりしている。

 

結局通信制限かかって課金してヤフーニュース見てお金かかって嫌な気分になっての繰り返しだから、それなら160円で新聞読んだ方が安いしさ。

 

お子さんがいる人は是非、読んでみて欲しい。そう思える本でした。

 

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ミステリなカフェ

 

一番面白かったのは坂井希久子さんの猫の世話をするだけの簡単なお仕事の話。

猫を大繁殖させてた意地悪風なおばあさんの謎が解けるという痛快なミステリー小説だった。

今回のミステリなカフェは殺人描写とかも無く通勤中に読んでもドキッとしないから面白かったな。

 

ミステリっていうと人が亡くなったりするからドキッとするけどこのアンソロは平和なミステリで良かった。

 

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心のない人はどうやって人の心を理解しているか 自閉スペクトラム症者の生活史

 

 

横道さんの本読んだ。ASDの人たちの日々の苦しみが書いてあって、他人に理解されない苦しさが色々書いてあった。

結局、仕事クビになったりして、皆が皆社会復帰できてるわけじゃないみたいだね。

 

学校でASDについて理解してほしいとクラスメイトに呼びかけて結局それが仇となり、余計にイジメられ、墓穴掘った体験記読んだけど、胸が痛んだ。

 

最後うまく人もいれば社会に溶け込めず、自立や再就職の道を探し続ける人もいるわけで・・・。

 

何かみんな四苦八苦して、苦労してるんだなぁってしみじみ思った。

 

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レジリエンスが身につく自己効力感の教科書

樺沢先生がライブ配信の時に大絶賛してたから図書館で借りて読んでみた。

メンタルに良い食材とかすごく勉強になったし、自分のご機嫌を取る(自分にとって心地良いものは何かをノートにアウトプットしてそれを実行してみること)と、他人にも優しくなれて人間関係も良くなるとかは目からうろこだった。

自己満足で終わるのだけではなく他人に対して優しくなれるから人間関係が良くなるのか!!とすごい気づきだった。

 

この本は買って家の本棚に置いておこうかな。そう思える本だった。

 

 

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育ちがいい人だけが知っていること

話題になってたから本屋さんで購入。

色々勉強になることがあったけど、語尾に「じゃん」をつけるのは乱暴な物言いになるからやめましょうとのことらしいけど、じゃんはAIに聞くと神奈川・東京近辺、横浜、川崎の言葉らしいので、それはちょっとなぁって思った。方言をやめろって言われても・・・。

確かにキレ気味に「じゃんッ!!!」って言われると、他県の人には、キツく聞こえるのかもしれんが。

 

大阪や兵庫、愛知の人が怒った時に、「~やろッ!!!」「~やろがッ!!!」って言うのと同じなんだよね。あれも最初言われると関東の人間はビクッとするし、怖く感じる。慣れればそんなに気にならないけど。個人的には愛知の人の方が怒った時の物言いは怖く感じるな。

 

だったら関西弁はきつく聞こえるから皆、お上品で優しげな物言いの京都の言葉にしましょうっていうのと同じでさ…。うーんって思ったわ。

 

じゃんってそんなに乱暴に聞こえる?私はキレてる状態の関西弁(順位としては、愛知→兵庫→大阪)の方がおっかなく感じる。

 

あんまり筆者の「こだわり」「”じゃん”に対してのスルー出来なさ」にフォーカスして全国版の本でこういう事は書いて欲しくなかった。出版社の担当が止めてほしかった。私は、個人的にそう思う。

 

あと、車の乗る位置とかもハンズフリーのぐねっとした手描きのイラストが小さいし、線は歪んでるしですごく分かりにくかったので、そこは読み手を意識して分かりやすいイラストにして欲しかった。折角、お金出して本買ったのに、読み手に伝わらないんじゃイラストの意味があるのかなって思った。

 

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